金属製
伸縮継手
金属製伸縮継手とは
発電所や工場などで使われているダクトや配管は熱により膨張し、変位したり、変形したりします。金属製伸縮継手は ダクトや配管に生じるこれらの変位や変形を吸収し、設備の損傷を防ぐ製品です。

問題点
これらの問題解決するために、
中国ベンドは多種多様の伸縮継手を
ご提供しています
解決点
特徴
中国ベンドはお客様のニーズに合わせて金属製伸縮継手を一品毎に設計・製造して提供しています。
一般的な金属製伸縮継手だけではなく、伸縮継手の伸縮部であるベローズを応用した色々な製品を開発し、
お客様のニーズに合わせて設計・製造し、提供しています。
また、製品によっては現地の据付を考慮した分割形状で納入し、現地組立を可能にした製品も提供しています。



伸縮継手の構造


(1)端管
べローズを配管に接続する役目をするもので、フランジを溶接したもの、
溶接開先をとったものとがあります。
(2)ベローズ
軸方向、軸直角方向、角度の変位を吸収する役割をはたします。各種鋼板を円筒状に加工し軸方向に溶接した素管から、液圧成形又はロール成形により製作されたもので、使用材料に適した熱処理、酸洗を行い、加工、溶接等により発生した内部応力を完全に除去し、安定した組織に戻されています。
(3)コントロールリング
べローズの耐圧強度を補強すると共に、各山が均等に伸縮するよう調整します。
(4)フランジ
JIS規格、ANSI規格を標準としておりますが、ご使用条件によって各種の規格、
材質も製作いたします。
(5)内筒
べローズ内部の凹凸によって生ずる流体の乱流、腐食、摩耗を防ぎ、更にべローズの凹部に、
流体中の不純物が沈積するのを防ぎます。
(6)シッピングボルト
取付寸法に伸縮管継手をセットするために使用するもので、
配管に取付け完了後、必ず取外します。
(7)タイロッドボルト
内圧力による軸方向の推力を、常時支持すると共に自重受けの役目をします。
(8)ガイドフランジ
内圧力により生ずるべローズからの推力をタイロッドボルトを通し、受け止める役目をします。
伸縮継手の種類

低圧配管の軸方向変位、軸直角方向変位の吸収に用い変位が大きい場合には複式を使用します。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。


低圧配管の軸方向変位、軸直角方向変位の吸収に用い変位が大きい場合には複式を使用します。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。

低圧配管の軸方向変位、軸直角方向変位の吸収に用い変位が大きい場合には複式を使用します。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。

低圧配管の軸方向変位、軸直角方向変位の吸収に用い変位が大きい場合には複式を使用します。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。

複式伸縮管継手にガイドフランジ及びタイロッドを設けた構造で、特に軸直角方向変位が大きい場合に用います。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。

直線配管で内圧力が大きく、しかも固定点強度が十分取れない場合に使用します。管内圧による軸方向推力を伸縮管自体で吸収させるもので、固定点にはべローズ反力のみが作用します。

同径の2個のべローズをエルボを介して組合わせた構造のものです。内圧力が大きく、しかも固定点強度が十分取れない場合に曲管部へ使用します。内圧力による推力は、タイロッドボルトにより拘束され配管にはかかりません。

ヒンジアーム及びピンを両端管に取付けた構造によって内圧推力を支持し、一平面の角度変位を吸収します。

ジンバルリング、ピン及びアームを両端管に取付けた構造によって内圧推力を支持し、任意平面の角度変位を吸収します。

火力発電用ボイラの節炭器出口部、後部伝熱壁等と、スキンケーシングの取合部のような時間的に熱膨張差の発生する部位、あるいは水平X、Y軸方向と、垂直Z軸方向のそれぞれに膨張差の発生する部分に使用します。
製品紹介