製品紹介(詳細)
角型伸縮継手
金属製角型伸縮継手は煙風道ダクトの固定点間や機器間に設置し、煙風道ダクトの熱伸びによる変位を吸収することにより周辺機器、ダクトの損傷を防止するために配置されています。金属製角型伸縮継手は疲労破壊、腐食により周囲のダクト、機器より短いサイクルで損傷が発生するので定期的な取り替えが必要になります。金属製角型伸縮継手の取り替える際、サイズが大きく輸送に適さない場合や周辺が狭隘で一体物での取込が難しい場合は伸縮継手を分割して納入し現地で組み立てることも可能です。
配管貫通部シール用
伸縮継手
※以降:シールベローズ
ボイラの配管や吊棒と貫通部のケーシングの間に取付け、配管、吊棒とケーシングとの熱膨張による伸び差をシール構造のまま吸収します。ボイラからのガス漏れ、空気の混入、雨水の侵入等の防止目的で取り付けます。シールベローズは疲労破壊、腐食により周囲の配管、吊棒やケーシングより短いサイクルで損傷が発生するので定期的な取り替えが必要になります。損傷したシールベローズを取り替える際、配管、吊棒を一時的に取り外すことができない場合が多く、その際はシールベローズを2分割して搬入して対象の配管、吊棒を中心側に現地にて組み立てることも可能です。
振動篩器用伸縮継手
振動篩機用伸縮継手の注意点
- ・他社製品からの交換の場合、十分な振動吸収性能を発揮するために改造が必要になる場合があります。
- ・振動篩機は使用時間等により状態が変化するため同じ伸縮継手と交換しても寿命が変化する場合があります。
- ・振動篩機は損傷が見つかってから短時間で損傷が広がる場合がありますので予備品を購入されることを推奨いたします。
ガスタービン排気ダクト用伸縮継手
「BF-201XR」(Rシリーズ)
皺となった部分が損傷しやすいという問題を試行錯誤して、新たにRシリーズとして製品化しました。
従来型の皺となったコーナーと比べてコーナー部のマウンテン形状成形に成功し、耐久性を高めています。
特徴
特徴
1 保護金物 |
伸縮断熱材(2)~(5)の形状保持を目的にマウンテン形状に成形されています。断熱材の吸出しを防止します。 |
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2〜5 伸縮断熱材 |
ファブリックを流体熱から保護します。 成形保護金網により、不規則な皺が発生しにくく、伸縮変位に対して低負荷構造となっています。 |
6 ファブリック |
流体をシールします。コーナー部はマウンテン形状に成形されているので、不規則な皺が発生しにくく、伸縮変位に対して低負荷構造となっています。 |
通常形状とマウンテン形状の比較試験
L=300←→250(mm)
サイクル:20回/分 伸縮回数:10000回
従来型 | 改良型 | |
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伸縮断熱材 |
鋭角に折れ曲がった
部分に亀裂発生 |
異常なし |
ファブリック |
鋭角な皺が発生した部分の
クロスが破損(コーナー部) |
異常なし |
製品紹介